ホームページの作り方


 (株)西日本地所が情報提供している「Access@B」はどのように作られているのか。
 できるだけお金をかけないで、ホームページを製作・運営するためにどうすれば良いのか。
 気になる方々のために、ホームページ作成のノウハウを全部見せてしまいます。同業者の方も参考にしてみてください。


運営体制

 ページの作成・運営は私(山本)が一人で行っています。
 メンテナンスだけでなく、体裁・記事の作成も全部です。当初はテキストエディタ(ワープロより簡単なもの)を使ってタグを1つ1つ書き込んでいましたが、現在は専用のエディタ(後述)を使用しています。
 ホームページの運営にコンピュータの専門知識は必要ありません。
 もちろん、コンピュータを起動させたり、いくつかのソフトウェアを設定して使えなくてはなりませんが、それらは毎日の繰り返しで覚えることができます。
 何より重要なのは、キーボードを使って文字が入力できること、そしてホームページに目的を与えてやることです。
 当初は不動産の専門知識のないままにページを製作していましたが、徐々に専門的な内容を扱えるようになってきています。
 専門的な内容に関しては当社の営業マンに協力してもらい、記事の原案や記事の推敲などをお願いしました。
 私自身は経理業務との兼業になりますが、できれば専業のスタッフが一名いれば運営することはできます。

 スタッフが一名いれば、あとはお任せ。と、それではいけません。
 やはり、会社全体でホームページの必要性・役割を認識し、営業ツールとして活用できるように周知しておく必要があります。
 もちろん、社長からのトップダウンで営業戦略の一環として活用されるのがベストです。

運営の目的

 さて、ホームページには、何を伝えたいのか。ということが理解される必要があります。
 目的のないページに誰が興味を示すでしょうか?そもそも、誰をターゲットにページを運営するのかということが大事なのです。
 「Access@B」は不動産情報を提供し、購入までのいくつものステップを理解いただいて、安心して購入していただくことを目的としています。
 そのために、必要な住環境の情報や、取り扱う私たちの情報を公開しているのです。
 ターゲットの年齢層はあまり関係ないと言えます。もちろん、小学生向けの内容はなくても良いでしょうけど、将来を見据えての戦略には考えられます。ちょっと遠い将来ですが。
 何より、直接関係のない情報であっても、ホームページのリピーターを作るという点では、関連情報だけでなく有意義な情報であればホームページの運営目的に反することはないでしょう。

コンテンツの種類


 運営の目的が決まったら、次にコンテンツ(記事・内容)を用意します。
 主要な目的が、商品の販売であるなら、商品の値段や性能をアピールすることになるでしょう。
 関連情報としては、その商品の必要性など実際の商品価値以外のポイントをアピールすることができます。また、企業情報も顧客への信頼を高める情報となるでしょう。
 その他の情報は、リピーターのための情報になります。商品の購買に直接関係がなくとも、情報源として活用してもらえるようなコンテンツがあると面白いですね。
 多くの企業が情報ポータル(玄関)を目指しています。繰り返し、いつでも利用してもらえる情報であれば、必ず人は集まってきます。

  さて、コンテンツの種類には大きく分けて二種類あります。情報には常に変化するものと、常には変化しないものです。どちらも常に新鮮な情報であることは共通の重大事です。
 常に変化するものとは、いつきてもことなる情報を与えるということです。主要目的以外の場合、これはあまり重要なものである必要はありません。日記やコラムのような記事、毎日のスナップ写真など気軽なもので良いでしょう。
 常には変化しないものは、関連情報など信頼を高めるためのもので、知識や情報をとりまとめ安心して読める確かなものが必要です。商品を取り扱う上での事例集や料理などのレシピ集、用語辞典といったものです。

必要な設備・備品

 さて、中身が決まったら、ホームページを運営する設備と製作に使用する道具が必要になります。
 私たち中小企業としましては、できるだけお金をかけない方法を考えたいものです。
 まず、何よりコンピュータが一台必要です。私はiMac(アップル)を使用しています。新品だと10万〜20万円ですが、中古や既存のもので安くあがります。
 ホームページの作成には専用のエディタを使う方が管理も楽ですし、ワープロのように手軽に作成することができます。 テキストエディタなら無料で手に入りますが、ホームページ専用エディタだと1万円〜2万円です。私はDreamweaver(マクロメディア)を使用しています。

 あと、あると便利なのがデジタルカメラとグラフィックソフト。
 デジカメは1万円〜10万円位まで性能に応じて様々です。ただ、ホームページに使うのならあまり良いものは必要ありません。ただし、商品撮影に使うのなら良いものの方が色が綺麗です。
  デジカメの代わりに一般のカメラを使って、フィルムからフィルムスキャナーで読み込む方法やフォトCDにデジタル処理してもらう方法などあります。ただ、デジカメと違い読込機器や消耗品(フィルム)などが必要になります。
 グラフィックソフトは写真を小さくするのに使いますが、デジカメやスキャナにおまけで付いているものでも十分です。

 ホームページを公開するためには専用のサーバーにデータを置く必要があります。
 サーバーを自前で運営するには専任の技術者と24時間繋がる回線とサーバー用コンピュータが必要です。これは現実的ではありません。
 そこで、サーバーはレンタルを利用します。様々ありますが、インターネット接続業者が無料で貸してくれるものを利用しても良いですし、独自ドメインでやるなら月々5000円〜1万円でレンタルサーバーを借りることができます。独自ドメインの場合、ドメインの維持費用も年間1万円ほど必要です。
 サーバーが用意できたら、次にデータの転送用ソフトが必要です。FTPソフトと言います。しかし、専用のエディタを使えば、通常FTPの機能を含んでいます。なくても無料で手にはいるでしょう。(ベクター
 ファイルの転送後は、必ずブラウザで正しくページを見ることができるか確認を忘れずに。単純なミスで折角のページが見てもらえないなんてことのないように、最終確認は忘れずに。

メンテナンス

 一度ホームページを立ち上げてしまえば、毎日は常に更新する箇所と、メールのチェック、掲示板を設置したらそのチェックをする作業をします。
 製作の時よりもはるかに少ない時間です。
 時々、記事を書き足すことはありますが、普段は兼任の業務をしています。また、ネットサーフィンも重要です。
 他の多くのページから、デザインセンスや関連知識を学ぶことは重要です。閲覧者がどうすれば読みやすいページになるか考える前に、自分が閲覧者となってページを眺める体験をしなければなりません。
 多くの場合、毎日のメンテナンスは必要ないでしょう。でも、1週間に1度は内容の確認をしましょう。古い情報はリピーターを失うことに繋がります。

文責:山本秀樹(2001.9.25)